住宅省エネルギー設計技術者修了証が送付されてきました。
建物をいかに省エネルギー的に、経済的に、環境的に、
人間的、都市的視点で、
地球資源的に、地域資産、地球資産的に、
といった多角的な方面から検討し、有益な形で設計、建設することは、
昔から行われてきたのだけど
いつのころからか、経済活動の一部として歯車に乗ったことから、
建物が絶対的な存在ではなくなってきて、
それは建物が国家の権威を示す代用品となっていたことから
考えるとむしろ喜ばしく、素晴らしいことであるけれども
一方で建物が、
崇高な技術、知識、経験の上で成り立っているということも忘れてはならない。
この講習が無駄とは言わないけれど、
こんな講習が不必要になるほど、エネルギー的に自律した状況になるように
設計し、施工し、暮らしていくことが、また、起きて、食って、屁ぇこいて、寝ることが
設計者だけでなく、みんなの理想になるように設計します。
神戸市灘区の設計事務所、山本建築設計事務所からでした。