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先日のニュースで、農林水産省の赤松広隆大臣が、学校や自治体の庁舎など公共建築での木材利用を促進する法案を通常国会で提出する方針を明らかにした。とある。 その意図として、「せっかく戦後、植林した良い木があっても、輸入材に頼っている。本当にそれで良いのか」また、「役場や学校で法的に造ってもらうようにすればよい。受け皿がないのに木を切り出しても成り立たない」として、主に低層の公共建築物を対象に、木材利用の受け皿とする考えを示したという。 さらに、子どもたちがコンクリートの冷たいところではなく、木の暖かいところで育つのでは違う。重ねて言っている。 今後の動向が気になるところ。国産材に限らず、是非うまく運用・活用できるようにしてもらいたい。 日本は有史以来、度重なる大火に見舞われたり、関東大震災の被害により、木造の建物や木材を使うことにアレルギー的に反応して、現在の建築基準法では特に公共的な建築物には、無垢の木、本物の木は、構造や内装に使うのは難しくなっている現実がある。 それは、建物に対して耐火性能や防火性能など、火事にたいして建物の性能として持つことを法令化され、木材などの可燃材料を使うことを制限されてしまう。公共的な建物など特殊な用途に使う建物であるほど基本的に制限は厳しくなる。 しかし、近年のシックハウスの問題や、環境破壊、CO2の排出、間伐の技術継承など多様な理由により、自然の素材をいかにサスティナブルに使うか、という大量生産大量消費という観点から変わってきたといえる。 私のような若輩者でも、建築を勉強し、生業とし、経験した中でも、無垢の木、本物の木を使うことは、実際体にやさしく、暖かく、気持ちがいい。ということはわかる。 そういった条件の中で無垢の木をうまく使う方法がある。 それが、“燃えしろ設計”という考え方。 普通、火を使う部屋の仕上げや、構造に耐火・防火の性能を求められている場合、無垢の木は使うことが出来ませんでした。しかし、あらかじめその木材である材料に、燃える部分を材料に厚さ分、盛り込むことにより、本来の必要な部分を確保するという考え方です。 皆さんこんな経験ないですか?木材は可燃材料で火を付けると燃えますが、木材に火を付けて燃やそうとした時に角材や塊になった木がなかなか燃え尽きなかったという経験。 その燃え尽きにくい性質を利用しているのが燃えしろ設計。木に火が付いて燃え進んで行こうとすると燃えた所が炭化し、その部分が断熱の役割をして燃え進む速度が制限されるのです。なので、なかなか燃えません。 本物の木を見せたい。無垢の木を活かした建物、住まいをつくりたい。そんな思いを実現するひとつの方法です。そんな可能性も山本建築設計事務所では模索しています。 >山本建築設計事務所 >事務所プロフィール
by yamamoto-archi
| 2010-05-07 21:22
| ::設計手法
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